WindowsXP/Vistaレジストリって何? |
〆 はじめに
Windowsのレジストリとは、Windowsや各ソフトウェアの個別設定情報を データベース化したところです。レジストリ情報を見たり変更するは、 レジストリエディタから実施できます。 レジストリエディタは ファイル名を実行⇒regedit または、regedt32 にて起動可能です。 両者のコマンドは、XP/Vistaではまったく同じものが起動されます。 |
〆 レジストリの基本構造
WindowsXP/Vistaのレジストリは、大きく5つのルートキーに分かれています。 5つのルートキーのうち、3つはショートカット、実態は2つになります。 またそれら5つのルートキーはエイリアス(短縮名)が設定されており、"reg.exe" などを 用いて、コマンドラインからレジストリを設定する際に利用することが可能です。 以下、一覧表にそれを示します。 |
RootKey 名 | 短縮名 | 内容 |
---|---|---|
HKEY_CLASSES_ROOT | HKCR | HKLM \SOFTWARE \Classesと HKU \<現在ログオンしているユーザーのSID_Classes>\Software\Classesのエイリアス。 |
HKEY_CURRENT_USER | HKCU | ログオン中のユーザ固有の各種設定情報を管理。 HKU \<現在ログオンしているユーザーのSID>のエイリアス。 |
HKEY_LOCAL_MACHINE | HKLM | 全ユーザに適応されるマシン情報。 |
HKEY_USERS | HKU | コンピュータ上のすべてのログオン可能なユーザのユーザプロファイル情報をSIDにて管理。HKU\.DEFAULT\ にてユーザ追加時のテンプレートプロファイル設定を管理。 |
HKEY_CURRENT_CONFIG | HKCC | HKLM\SOFTWARE と HKLM\Systemのエイリアス |